釧路の川パトロール隊
セミの最後
アメ隊長
2009年07月05日 17:09
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隊長のBGM
(
06/25 UP) ■■■■
PCの音量にご注意
こちらからから
お入りください
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昨日(4日/土)のお話です
未明から始めた阿寒湖での釣り。
理由は特に記しませんが、
9時頃にはすっかりクジケテしまいました。
ワタクシは既に竿をたたんでしまい、久し振りにご一緒した
B級釣師のおもちゃ箱/B級釣師さん
(以下、
Bちゃん
と呼ぶ)の激戦を眺めていました。
なにしろ数年振りの阿寒湖ということで、執念が半端じゃなく、
先に帰ります
とは、
とても言える状況ではありません。
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いつものように準防寒装備が正解の阿寒湖でしたが、
徐々に気温が上がり始め、薄日が差し込んでくると、
周りの木々でセミの合唱も始まりました。
ワタクシは
岩盤浴と足湯
で冷えた身体を温めながら、
相変らず
Bちゃんの激戦
を眺め続けていました。
さすがの
Bちゃん
も休憩時間が長くなってきたみたい。
▼
二人でグダグダお話をしていると、
近くで
ポチャン
と水音がして、
ジージージー
とセミのセミの鳴き声が聞こえます。
▼
▼
ワタクシの目の前、岸から2m程の水面に、
一匹のセミがもがいていました。
おそらく頭上の木から落ちてきたのでしょう。
ワタクシは
Bチャン
に話し掛けました。
セミって、水に落ちても鳴けるんだね
Bちゃん
は
あれが流れて行ってマスの餌になるんだね
。
そんなようなことを話していると、
突然
・
いきなり
・
不意に
・
・
・
水面が
ガバッ!!
と炸裂したのです。
一瞬の出来事にワタクシは唖然としました。
大きな波紋が3重にも4重にも広がっていました。
水深は膝にも満たない岸辺の浅瀬で、
つい今まで
Bちゃん
が行ったり来たりを繰り返していたところで、
何者かがセミを連れ去ったのです。
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セミの一生は短いと聞いていたけど、
こうやってその生涯を閉じるヤツもいるのだなぁって思ったり、
こんな岸辺までオサカナはメシ喰いにやって来るんだなぁって思ったり・・・
▼
ワタクシ達は俄然テンションが上がり、
たたんでいた竿をセットし直し、
セミだ!セミだ!セミだ~~~!
って叫んだのです。
ワタクシは慌ただしくセミフライにシュッシュを吹き付け、
ケースのセミルアーも確認して、
再度突撃体制をとったのでした。
▼
その時、
雨の後には虹も出る?/sumik5さん
(以下、sumiちゃんと呼ぶ)が
どーですか~
と登場。
ワタクシはたった今目撃したセミの最後を話し、
sumiちゃん
からは
朝一この場所で2匹釣った
と言う話を聞き、
3人で益々ヒートアップしたのです。
さらにワタクシと
Bちゃん
のハートに火を着けたことは、
来たばかりの
sumiちゃんの第一投目
に、一発でアメが来たこと。
う~~~ん、今までの数時間は何だったんだろう・・・
▼
しかし、ワタクシのハイテンションは30分も続かず、
浮かべたセミには何もおきず、
この際移動を決意したのでした。
移動じゃ~~~
▼
移動先でもセミをメインにドライフライを駆使した。
ライズなんかぜんぜん無い湖面にひたすらキャスト。
でも7月の阿寒湖は無常なもので・・・
散々フライを浮かべた湖面をカモの親子が泳ぎまわる始末。
▼
やがてワタクシは決意した。
モー やめた こりゃ ダメだ かえろ
頑張る二人を置き去りにして帰路についた。
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まだ一度もドライで釣ったことが無い。
また、ドライで釣った場面を目撃したことも無い。
だからドライにHITすることのイメージが掴めないでいる。
でも今回セミのあのような最後を目撃して、
あーゆーふーになるんだな・・・
と言うことが分かった。
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駐車場から車を出す時、係りのおば様との会話。
お兄さん、釣れたのかい
イヤ、まったくダメさ
水温だよ す・い・お・ん
はたしてこのキーワードは・・・
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