セミでガバッ!

アメ隊長

2009年07月09日 16:25

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気温が30度を超えた無料の水溜り


朝の湖面は鏡のようであったが、
あちこちでライズが起きていて、
ヤラシー期待に血が騒いだ。


小さいリングは多分アレだな・・・とか、
大きいライズはヤツだな・・・とか、
ワタクシは冷静に状況分析をして準備を始めた。


ドライフライで実績が出せないでいるワタクシは、
なかなか通らないアイを空にかざし、
糸を通すべくシバシ格闘した。

… これだからチッコイ毛鉤は好きじゃない …






仲間から頂いた浮かぶフライを全部試した。
ところが、一匹も喰いついてくれない。
浮かべても、浮かべても、浮かべても・・・


もっとも、虫なんか全然飛んでないし、水面でもがくこともない。
時折トンボがスイスイ飛んでたり、
耳元にブーンと蜂がまとわり付いたりするぐらいだ。


やっぱり今日もダメか・・・
ドライは向いていないんだなぁ・・・
あざ笑うようにライズリングは起き続けていた。





セミルアーを装着した。
先般目撃した、阿寒湖のリアルなガボッ!が忘れられない。
セミは鳴いているのだが、ずっと遠くのようだった。


これでもダメなら諦めて帰るつもりだ。
ドライは秋までお休みして別のフィールドに行こうと思う。
塩っ辛いトコでも行こうか・・・





ライズの付近を狙いたいのだが、
10fのヘビーロッドに4gのセミルアーはなかなか厳しい。
それでもセミルアーは、頼りない遠心力を得て山なりに飛んでいった。





1投目


ポチャン、ガバッ、オォォ・・・・・
着水と同時にHITした。
ドキドキドキドキドキ・・・・・・・・


あたかも、
水中から落下する餌を待ち構えていたかのようだ。
まだベールも戻していないのだから乗るはずもない。


こりゃイケるぜ





2投目からは慎重に。

サミングで糸ふけを最小限にし、即ベールを戻す。
ラインは適度な張りを保ちながら、セミは狙い通りに着水した。
同時に水面が炸裂した。ウワッ!また来た!!

ギャハハハハハハ・・・・・・・・





釣れる瞬間は全てこのパターンだった。
引っ張っても浮かべ続けてもHITすることはなく、
ポチャン、ガバッ・・・ばっかり。





何だかようやくTOPの釣りが実感できた気がする。
何故フライに反応しないのかは分からないけれど、
セミルアーもドライフライも、出方はこんなものなんだろうと思った。


合わせは一切必要なく、完全な向こう合わせ。
ガバッ!となってフッキングするとググッて来るし、
乗って無ければその後何も起こらない。

ホントにこんなものかしら・・・





いっぱい釣れて良かったと思う。
多分秋のセミやカメムシに有効な体験だったはずだ。
これからは自信を持って待ち続けることが出来ることだろう。





画像が無いのは、
今回セミで釣れた全部のオサカナが、
とてもお見せ出来るブツじゃないからです。



と言うことで

あんなトコ

当分



行く気にもなりません










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