セミでガバッ!
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隊長のBGM (
06/25 UP) ■■■■
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気温が30度を超えた無料の水溜り
朝の湖面は鏡のようであったが、
あちこちでライズが起きていて、
ヤラシー期待に血が騒いだ。
小さいリングは多分アレだな・・・とか、
大きいライズはヤツだな・・・とか、
ワタクシは冷静に状況分析をして準備を始めた。
ドライフライで実績が出せないでいるワタクシは、
なかなか通らないアイを空にかざし、
糸を通すべくシバシ格闘した。
… これだからチッコイ毛鉤は好きじゃない …
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仲間から頂いた浮かぶフライを全部試した。
ところが、一匹も喰いついてくれない。
浮かべても、浮かべても、浮かべても・・・
もっとも、虫なんか全然飛んでないし、水面でもがくこともない。
時折トンボがスイスイ飛んでたり、
耳元にブーンと蜂がまとわり付いたりするぐらいだ。
やっぱり今日もダメか・・・
ドライは向いていないんだなぁ・・・
あざ笑うようにライズリングは起き続けていた。
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セミルアーを装着した。
先般目撃した、阿寒湖のリアルなガボッ!が忘れられない。
セミは鳴いているのだが、ずっと遠くのようだった。
これでもダメなら諦めて帰るつもりだ。
ドライは秋までお休みして別のフィールドに行こうと思う。
塩っ辛いトコでも行こうか・・・
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ライズの付近を狙いたいのだが、
10fのヘビーロッドに4gのセミルアーはなかなか厳しい。
それでもセミルアーは、頼りない遠心力を得て山なりに飛んでいった。
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1投目
ポチャン、ガバッ、オォォ・・・・・
着水と同時にHITした。
ドキドキドキドキドキ・・・・・・・・
あたかも、
水中から落下する餌を待ち構えていたかのようだ。
まだベールも戻していないのだから乗るはずもない。
こりゃイケるぜ
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2投目からは慎重に。
サミングで糸ふけを最小限にし、即ベールを戻す。
ラインは適度な張りを保ちながら、セミは狙い通りに着水した。
同時に水面が炸裂した。ウワッ!また来た!!
ギャハハハハハハ・・・・・・・・
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釣れる瞬間は全てこのパターンだった。
引っ張っても浮かべ続けてもHITすることはなく、
ポチャン、ガバッ・・・ばっかり。
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何だかようやくTOPの釣りが実感できた気がする。
何故フライに反応しないのかは分からないけれど、
セミルアーもドライフライも、出方はこんなものなんだろうと思った。
合わせは一切必要なく、完全な向こう合わせ。
ガバッ!となってフッキングするとググッて来るし、
乗って無ければその後何も起こらない。
ホントにこんなものかしら・・・
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いっぱい釣れて良かったと思う。
多分秋のセミやカメムシに有効な体験だったはずだ。
これからは自信を持って待ち続けることが出来ることだろう。
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画像が無いのは、
今回セミで釣れた全部のオサカナが、
とてもお見せ出来るブツじゃないからです。
と言うことで
あんなトコ
当分
行く気にもなりません
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