鱒川の奇跡

アメ隊長

2006年04月28日 16:06

秘密兵器2号が完成したので、フライ川へ魂入れに出かけた。
軽いので、1号のようなキャストは出来ないが、手前のポイントなら大丈夫。
いつものように順調に釣果を稼ぎ、無事魂入れができた。

■秘密兵器第2号の魂入れが無事終わりました。


1号が殉職したポイントにやって来た。
丁度干潮のピークで、河口域の水位はどんどん下がってきた。
その時、隊長の目に飛び込んできたのは、なんとまあ、
水中から浮き上がってきた秘密兵器1号であった。

これを奇跡と呼ばずなんと呼ぼうか。よく流されずに留まっていてくれたものだ。
よし、救出作戦の開始だ。
ルアーで引っ掛ける手を打ったが、ただただ3個ロスして、あえなく頓挫。

海岸から長めの木の枝を拾ってきて、川に突入する作戦に切り替えた。
チェストハイのウエーダーで、そ~っと進む。
水が胸に迫り、回りのフライマンから「もうそれ以上行くな~」と、声が掛かる。

胸の空気穴から浸水し始めるが、ぎりぎりまで突入。
木の枝で引っ掛けようとするも、なかなかうまくいかない。届かない。
親切フライマンが、もっと長い枝を手渡してくれた。

木の股にうまく絡め捕る。そ~っと手元に引き寄せる。
何度繰り返しただろうか。
ついに隊長の手が、秘密兵器1号をがっちりと掴んだ。

感動の再会であった。
まさか、また行動を共に出来るとは夢にも思わなかった。
今度は大事にするからね。

とまあ、ようは、回収できてラッキーというお話です。

■秘密兵器2号。シモリを2個付けたが全体で6g。軽すぎるのです。


■今日の拾い物。心当たりの方は、3日以内に申し出てください。


明日から連休です。
隊長は、早朝はルアーで外道狙い。その後、俄か毛鉤師に変身。
天気がよければ釣三昧の予定です。

みなさんも大いに楽しんでくださいね。

奇跡は起きるのですぞ。



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